
リハビリテーション診療の内容
評価
- ドクターの診断に応じて患部の痛みや各部位の関節可動域、筋力、姿勢、アライメントなど詳細な評価を行い、治療方針や目標を説明して個々にあった運動療法を処方します。必要に応じて徒手的な治療法も行います。
物理療法
- ハイトーン電流刺激装置(HiToP○R184)
- 細胞レベルでの治療を可能とした周波数と振幅を同時変換するSimulFAM (Simultaneous Frequency and Amplitude Modulation)というコンセプトが導入された電気刺激装置。16種類(活性化、脂肪分解、可動化、スポーツ、筋ポンプ、マッサージ、疼痛軽減、神経ブロックなど)からなるモードで多彩な症状に対応します。術後に患部の腫張に対して、アイシングとの併用により早期の軽減が期待できます。
- トリニティウェーブ電気治療装置(プロテクノPNF)
- 特殊波形トリニティウェーブ(パルス幅変調方式)による1Hzから10MHzにわたる幅の広い周波成分を持つ電流の通電が、より深く広範囲に筋肉に対するEMS効果を発揮します。急性から慢性の痛みや深い筋肉の収縮の再教育に利用しています。
- 総合電機治療装置(ES‐520)
5種類の電気刺激モード(MCR:マイクロカレント、HVS:高電圧電気刺激、ILC:干渉波、TENS:経皮的電気刺激、EMS:神経筋電気刺激)を搭載し、筋肉の過緊張の緩和や腫張の軽減、術創部の癒着改善、筋力増強訓練の補助などに利用しています。
- 超音波治療器(US-700、US-750)
超音波の機械的振動刺激による物理療法。温熱作用では組織柔軟性の改善や関節可動域拡大、非温熱作用では打撲や捻挫などの急性外傷の治療で活躍します。術後の腫張や術創部の癒着改善に利用しています。
- 超音波骨折治療器(オステオトロンⅣ)
低出力パルス超音波を用いて骨折部位を刺激することで、骨癒合を促進します。実施例として四肢の難治性骨折や開放骨折または粉砕骨折に対する観血的整復固定手術を施行したものなどに用いています。治療には毎日20~30分の使用により骨癒合期間が40%短縮されるとされ、ドクターの診断により必要に応じて3ヵ月のレンタル(保険診療算定)が可能です。
ストレッチおよび筋肉ほぐし
- 過緊張となって硬くなった筋肉のリラクゼーションや関節可動域の改善にための運動を、自宅でも実施できる方法で指導します。必要に応じて器具を用いることがあります。
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筋力トレーニング
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患部の状態に合わせて、負荷の少ないトレーニング(介助運動や自動運動)からチューブや重錘による負荷を加えたトレーニング、自重を利用したトレーニング(スクワット・カーフレイズ・腕立てなど)を処方しています。必要に応じて電気刺激を組み合わせた筋力トレーニングも実施しています。
筋力測定
- 筋力評価機器(アイソフォース)を用いて、主に膝関節疾患の筋力を数値化してスポーツ復帰の際の復帰基準の判断材料として用いています。
動作トレーニング
- 歩行やランニング、ジャンプ着地、投球といった動作において、望ましくない関節の使い方ではスポーツ外傷や慢性障害(スポーツ障害)の原因となります。効果的、効率的な動作の獲得は安全にスポーツ復帰するために必要不可欠であり、基本的な動作の練習や必要に応じてスポーツ動作のフォームチェックをしています。
自転車エルゴメーター
- 主に膝関節手術後では関節機能の改善や体力レベル維持のために、エルゴメーターによるトレーニングを実施します。
おすすめのセルフケアグッズによる自主トレーニング
運動による関節や組織の痛みは、柔軟性の低下が大きく影響しています。そこでリハビリテーションセンターでは自分でできる筋肉ほぐしのセルフケアを推奨しています。ここではおすすめのセルフケアグッズを使った方法を紹介します。
Stretch Pole
脊柱の可動性や大きな筋肉のほぐしに最適です。
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U字・J字マッサージャー
U字は頚部をはじめ、大腿や下腿の筋肉を圧迫しながら関節を動かすことでしっかりとほぐせます。J字は頚部から肩甲骨の筋肉のほぐしに使用します。百円均一ショップで購入可能です
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タコ足マッサージャー(テトラ)
筋肉と筋肉の間の細かな部分の圧迫によるほぐし(筋間リリース)に使用します。様々な部位に使用できる優れモノです。
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ボール
腰部や殿部、足底といった部位の筋肉ほぐしに利用できます。手軽なマッサージに最適です。
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メディカルフィットネス部門におけるリハビリテーション機器の紹介
- メディカルフィットネス部門では身体の柔軟性改善に優れたホグレル社のトレーニング機器が設置されております。ここでは一例を紹介します。ネバータイトハムはハムストリングのストレッチを目的とした股関節の深い屈曲からのレッグプレス運動で、八王子スポーツクリニック脊椎担当部長である西良Dr.が考案した八スポ体操“ジャックナイフストレッチ”をもとに作成されました。
写真の症例ではネバータイトハム施行前後の即時効果でFFD(指床距離)が24cm改善されています。
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